日常的に夜勤を行っている看護師の中には、体重の増加に頭を悩ませている人も少なくありません。夜勤によって体重が増加してしまうのは、睡眠不足やストレスなどが原因として挙げられます。とはいえ、シフトによる勤務が決まっている以上、避けることはできないのが実情です。こういった悩みを抱えている人におすすめとなるのが、夜勤をしながらできるダイエットになります。

まず基本となるのが、水分補給の調節です。水分は人間が生きる上で欠かすことのできませんが、飲み方や選ぶ物で体重の増加は大きく変わります。夜勤の時に、避けるべき飲み物として挙げられるのがコーヒーなどのカフェイン系です。カフェインは眠気覚ましの効果が期待できることから、看護師に限らず夜中に働く人に好まれる傾向にあります。しかし、これらは体を冷やしてしまう効果も含まれていて、冷えによるむくみの原因となるので注意が必要です。そのため、できる限りカフェインの含まれている物は避けることが望ましいと言えます。

そしてダイエットで最も気をつけなくてはいけないのが食事です。日中とは異なり、夜中の仕事は決められた時間に食事をするのが難しく、短時間で食べられるファーストフードやカップ麺で済ませてしまう人もいます。どんなに仕事で忙しく動き回っていても、この手の高カロリーな物ばかり食べていては体重は増える一方です。本来の生活で不要とされる夜中に食事をするのですから、カロリーの摂取は最大限に抑えなければいけません。

夜勤をこなす看護師は、太りやすいという悩みを抱えています。その原因には睡眠不足や不規則な生活リズム、夜食、ストレスなどが挙げられます。例えば睡眠不足になると、食欲増進ホルモンが増加する一方、食欲抑制ホルモンが減少するため過食になりがちです。また不規則な生活リズムやストレスも食欲が増し、つい太りやすいとわかっている夜中でも、夜食を食べて空腹感を紛らわしす事になります。

夜勤は、昼夜逆転となり心身ともに負担の大きな仕事です。空腹であれば脳の働きも悪くなり、仕事の失敗にも繋がります。つまり、お腹が空いた時に食事をするのは悪い事ではありません。ただダイエットを成功させるためには、食べる内容を考えなければいけないのです。手軽に美味しく食べられるという理由で、スナック菓子やインスタント食品に頼る人も多いですが、これらはカロリーが多く体内に脂肪を蓄積させます。逆に野菜はカロリーが少なく、不足しがちなビタミンも摂取出来ます。少し手間になりますが、蒸し野菜や野菜スープを作って夜食にすると、これまでより大幅にカロリーダウンが可能となります。

夜食だけではなく、夜勤明けの食事にも注意が必要です。仕事が終わった解放感からカロリーの高い食事を食べたくなりますが、ここは誘惑に負けず我慢が必要です。米粉を使ったメニューやそばは、腹持ちも良く食べ応えがありつつもカロリーも低いのでおススメです。夜勤があるとリズムが崩れるため痩せにくくはなりますが、少し食べる物に気をつける事でダイエットを成功させる事は可能です。ー夜勤明けあるある→参考LINK『看護師必見!ダイエット講座』ー

そして、少しでもストレスを貯めないように、休日はなるべくリフレッシュする時間を取るように心がけましょう。病院内にいる時間が長いので、友達とランチをしたり、買い物に出かけたりと外出することで良い気分転換になるでしょう。軽い運動やホットヨガなどで汗をかいてスッキリするのもオススメです。